機能と場所のはなし

少し概念的な話、機能と場所についてです。


そもそも、なんでこんな話をしようと思ったかなんですが、最近(といっても2ヶ月ほど前)、たまたま一軒家に引っ越すことになったんです。


一軒家ってすごいですね。機能にちゃんと場所がある。
ご飯を食べる、テレビを観る、寝る、着替える。
それぞれのために場所があって、必要な領域が確保されている。


こう書くと当たり前のように感じますが、都会での一人暮らしはそうではなく、ベッドの上で着替えたりとか、机の上でパソコンと一緒に御飯を食べたりとか、ぎゅっと混在してしまっているんですね。窮屈。


で、そこで何か考えようとしても、目の前には、読みかけの本や、洗ってない食器や、片付けられていない衣服など、終わっていないTODOが目の前に広がっていて、それだけで脳のメモリが圧迫されてしまう、と思うんです。(ちなみに、脳の構造はHHDよりもメモリに近いってどこかのブログで読んだことがあるような)


だけど、一軒家の場合には、ちゃんと場所がある。
そうすると、不思議とひとつひとつの行為を丁寧に出来たりする。
毎日に小さくて確実な幸せが増える、なんて、そんなことを思ったりするわけですね。


っと、ホントは、記憶の宮殿の話まで持ってきたかったのですが、それはまた今度。


それでは!