無駄に関して考える。

世の中には、二種類の無駄がある。
無駄な無駄と、無駄でない無駄だ。


無駄な無駄は、正真正銘の無駄である。無駄でない無駄な無駄はない。どの観点から見ても無駄であることは避けられず、無駄だったとすら認識されない無駄である。
対して、無駄でない無駄というものがある。無駄でない無駄は、時と場合によっては無駄でない場合がある。それは、例えば思い返すとき、「無駄でなかった」と改めて考えるような無駄である。


例えば、無駄に関して、上記のような考え方をしたときに、結局、無駄か無駄じゃないかなんて未来にならないと分からないんだから、今を一生懸命生きよう、といった結論になりかねない。常に現在に縛られる僕らの独今論に潰されてしまう。


少し視点を変えて、'する'ということについて考えてみる。というのも無駄は'する'と関係が深いからだ。


まずはいくつかの意味を'する'に加えて、その後ろに'こと'を添える。(時制+希望、義務、推量)


  すること、したこと、したいこと、したかったこと、すべきこと、すべきだったこと、するかもしれないこと、するかもしれなかったこと


ここに可能の'できる'も添える。


  できること、できたこと、できたいこと、できたかったこと、できるべきこと、できるべきだったこと、できるかもしれないこと、できるかもしれなかったこと


無駄なことが、、、、

思ったより長くなってしまったので続きはまた今度。